2004年9月2日

岩崎ゼミ・マーケティング実習
  緑茶の新製品開発プロジェクト


 

緑茶の新商品『グリーブ・ティ(greeb tea)』の市場展開スタート  



 岩崎ゼミでは、マーケティング演習の一環として、成茶加納梶i静岡市)と共同で新商品開発プロジェクトを実施しました。

 このプロジェクトは、昨年7月に実施したビジネスプランニング実習 学生発!21世紀型お茶SHOP で策定した商品計画をベースに、実際の市場導入に向けプランを修正、発展させたものです。

 今年6月下旬に新商品の基本形が完成。約1ヶ月のテスト・マーケティングを経て、9月2日から松坂屋(地下1階)のRUBAN(リュバン)とRUBAN日本平店にて販売を開始しました。



        
        パッケージ、カタログ、シール、POPもすべて手作りです。


                     
                     リュバン 松坂屋店にて
                         
(リュバン 青木さん、岩崎ゼミ寺尾君と堀部さん、成茶加納 加納さん。 ゼミ生の後ろがグリーブティーのコーナー)



製品コンセプト


 今回の商品開発の基本コンセプトは、従来のお茶とは、『@ちょっと違う-味わい ・Aだいぶ違う-飲み方 ・Bまったく違う-流通チャネル(販売経路)です。
 

 具体的には、
 
 @ ちょっと違う味わい → すっきりとした味と爽やかな香り ”ケーキのための緑茶”。

  ベースは緑茶(くき茶・芽茶)、スパイスにハーブ(ペパーミント・レモングラス)。2×2で4タイプの味覚を提案。数多くの組み合わせの中から、試飲と味覚テストを重ね、この組み合わせと配合にたどり着きました。


   4つのタイプのgreeb tea
     ・くっきりミント  (くき茶×ペパーミント)
    ・くっきりレモン  (くき茶×レモングラス)
    ・めっちゃミント  (芽茶×ペパーミント)
    ・めっちゃレモン  (芽茶×レモングラス)

                  

 A だいぶ違う飲み方 → ケーキを食べるときに、緑茶を飲む”というスタイルを提案


 B まったく違う-流通チャネル(販売経路) → 従来は緑茶の販売チャネルとして考えられていなかった”洋菓子店を販売チャネル”に選択



消費者調査の実施


 現在、販売と並行して、消費者調査を実施中です。この調査では、@緑茶とケーキの相性の分析、A緑茶販売チャネルとしての洋菓子店の潜在的可能性の検証を行っています。





            

                     
  キャラクターの顔は、お茶の葉を輪郭に、プロジェクト名である「c h a c c 」の文字を組み合わせて作られています。




 静岡新聞(2004年9月10日 朝刊)  中日新聞(2004年9月12日 朝刊)

 中日新聞( 2004年9月26日 朝刊) 岩崎ゼミ4年 寺尾剛


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