静岡県農業法人協会との連携

2020年度ABC事業がキックオフ!
  (静岡県立大学公式facebookページより)


経営情報学部の岩崎邦彦教授のゼミ(3年生8人、4年生8人)と静岡県農業法人協会が連携して、マーケティングに課題を抱える農業法人に対し、学生がコンサルティングを実施する「アグリビジネスコンサルティング事業(通称:ABC事業)」の第1回打ち合わせが、6月22日、Zoomを使ってオンライン上で行われました。

岩崎教授は、「ABC事業は、ゴールを決めて学生と農業法人が一緒に考えていくことと、提案のための提案ではなく実際に行動に繋げることを特徴とする。新型コロナウイルスの影響を受けているこの時期だからこそ、インターネットマーケティングも重要なテーマとなる」と、ゼミ生と参加法人に呼びかけました。

今年度の対象法人はトマトを生産する「株式会サンファーマーズ」(静岡市)、苔を生産する「株式会社モスファーム」(富士宮市)、米・小松菜を生産する「株式会社じゅんちゃんファーム」(浜松市)、マッシュルームを生産する「有限会社長谷川農産」(富士市)の4法人。各法人からは、消費者目線にたったWebサイトの改善や、パンフレット等の広報媒体の作成、直販に向けたプロモーション戦略、SNSの活用等の情報発信など、学生に依頼したい内容について説明がありました。
その後、グループ分け機能を使って法人ごとに分かれた学生たちは、問題点の整理や今後の進め方などを法人代表者の方々と、話し合いました。

この事業へ取り組むことを目標にゼミに入った3年生からは「コロナの影響で実施できるか不安だったが、キックオフにこぎつけることができ感謝したい。法人の方にABC事業に参加して良かったと思っていただけるように、日々の学びの成果を発揮して頑張りたい」と、これからの取り組みに胸を躍らせている様子がうかがえました。

今年度は新型コロナウイルスの影響で、当面はオンライン上やメールでの打合せとなりますが、学生のこの前向きな姿勢がどのような実を結ぶのか、12月の成果発表会に向け期待が膨らむキックオフとなりました。






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