中国の自動車産業の現地訪問調査


        ■日程    2013年3月4日-10日
        ■訪問先  北京(発展改革委員会、ディーラーほか)
                上海(上海GM社、Minth社ほか)


 中国の自動車市場の拡大が続いている。2008年には992万台だった販売台数が2012年には1,931万台に急増し、わずか4年間で市場規模が2倍に拡大している。巨大な市場規模に加え、多数(約200社)の完成車メーカーが存在する中で独・米・日・韓の外資系メーカーが市場を掌握しているということ点が、中国自動車市場の大きな特徴である。外資系メーカーの中でも、とりわけVWGM、現代自動車が大きな存在感を示している。何しろVWGM、現代自動車だけで中国自動車市場の約4割のシェアを占めているのである
 すでにアメリカより大きくなった世界最大の自動車市場。しかも多種多様な顧客層が存在する中国自動車市場において圧倒的な市場シェアを獲得している
VWGM、現代自動車がどのような戦略を中国市場で展開しているのかについてヒアリング調査を行ってきた。