ミャンマーの漆器産地(Bagan)の現地調査
             

 グワランさん(ユンゼミ院生)は日本とミャンマーの漆器産業の比較研究を行っている。
 日本の漆器産地(山中、輪島など)の調査に加え、ミャンマーの現地調査を行った。
   ・調査時期     2009年11月11日〜17日
   ・調査地域     ミャンマーの漆器産地:Bagan
   ・調査メンバー  ユン、グワラン、Baganの漆器大学の先生2名

 ミャンマーの漆器産業は、12世紀頃、タイから漆器技術が伝わってはじまったといわれている。
主な産地としては、バガンをはじめ、チャウッカー、マンダレー、インワなどがあるが、バガンが規模や技術レベル、デザインなどで代表的な産地となっている。
 バガンでは、現地の漆器大学の先生方のご案内で、代表的な漆器企業(工場)6社を訪問調査した。バガンは、パゴダ(仏塔)が密集している仏教聖地としても有名であるが、暑い南の国の太陽に全身を接吻されながら、パゴダの間に点在する漆器工場をレンターで駆け巡ってきた。

バガンの漆器大学の全景               漆器大学の先生

Baganは仏教の3大聖地でもある。

ヤンゴンの大寺院(シュエダゴォン・パヤー)