■ 上野 雄史 会計学研究室 ■


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 簿記論 
会社会計
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主要研究テーマ

はじめに
当研究室では、会計情報が社会で果たす役割とその影響について
多角的な視点から研究を進め、得られた成果を実務、そして
教育にフィードバックすべく取り組んでいます。
現在、以下のようなテーマで研究を行っています。


テーマその1
「 会計数値と退職給付制度のマネジメントの変化に関する研究 」

 退職給付は、いわゆる企業年金・退職一時金で、企業が運営している
企業年金制度や退職一時金制度を包括して退職給付制度と呼ばれます。
 最近、企業が給付額を減額したり、制度を廃止することが増えています。
こうした制度変更の要因と会計数値との関連性について研究しています。


テーマその2
「 保険負債の公正価値評価がもたらす経済的影響に関する研究 」

 保険負債の評価方法の変更がもたらす意義と経済的な影響について
研究しています。
 現在、年度ごとの経済状況等の変化に応じて計算基礎率を変更
する方式の導入が、国際会計基準審議会や保険監督者国際機構で
検討されています。
こうした方式を一般に、保険負債の公正価値評価と呼びます。
保険負債の公正価値評価は、固定した計算基礎率に基づき保険
負債を計算してきた保険会社に大きな影響を及ぼす可能性があります。
 保険負債の公正価値評価により開示される会計情報の意義と、それ
が保険会社の経営にどういった変化を与えるかを研究しています。