Jump over the chasm!

おとなりの卒論事情~村松真帆さん~

みなさんこんにちは!

経情4年の持田歩美です。

 

12月が始まりめっきり寒くなりましたね>_<

2015年も残り1か月、今年1年を振り返りつつ、来年どんな1年にしたいか

考えていきたいですね!

 

さて、今月のテーマは『卒業論文』です!

静岡県立大学経営情報学部4年生の12月は卒業論文を執筆しています。

(challenge編集部の林田、持田も執筆頑張っております…!)

経営情報学部では大きく分けて経営、公共政策、情報・数理分野からなっており、それぞれの分野によってアンケートをとったり、ヒヤリングをしたり、実際にプログラムやシステムを作ったりなど様々な研究を行い、論文にまとめています。

 

そこで今日は経営情報学部の“情報”分野の研究室に所属し、執筆を進める村松真帆さんにインタビューをしてきました!「経営情報学部の“情報”ってどんなことをするの?」と思ってる方、必見です☆それでは、どうぞ!

 

 

静岡県立大学経営情報学部

渡邉研究室 村松真帆さん

持田「村松さんの研究内容について教えてください!」

村松さん「はい!私の研究は、静岡県立大学の隣にある静岡県立美術館の“ロダン館”というところで観覧者がどのようにロダン館を回っているのかを知るために、音声ガイドを装備した「ロダン館音声ガイドアプリ」の開発を行っています。」

持田「ほおお…。」

村松さん「私の研究としては“鑑賞行動”がキーワードで、今までの研究では様々な鑑賞モデルが提唱されているんだけど、ロダン館って静岡県立美術館にしかなくて…。だからロダン館独自の鑑賞モデルを研究しているんだよね。」

持田「なるほど。その鑑賞モデルってどうやって作るんですか?」

村松さん「ざっくりいうと、ロダン館に訪れた人に開発したアプリを搭載したiPod touchを持ってもらって、館内を自由に鑑賞してもらいます。それで、ロダン館の中にはBluetooth規格のiBeacon(アイビーコン)っていう10m圏内の電波を発信する装置が31台設置してあって、その電波をもとにお客さんがどういう回り方をしているのかっていうのを分析して、鑑賞モデルにまとめるって感じ。」

 

持田「ただ持って回るだけでわかるんですね…」

 

村松さん「そうそう。でも、ただ持っているだけだとお客さんに何のメリットもないわけじゃないですか。そこで美術館でよくある音声ガイドをスマートフォンのアプリに搭載して、作品の詳細がわかったり、現在地が確認できたりして、お客さんにもメリットが出るようにしています。」

 

持田「ほおおー。お互いにメリットがあるアプリなんですね。この研究で大変だったこととか、印象に残ってるエピソードってありますか?」

 

村松さん「2つあります。1つは大変だったことなんですけど、今年の夏に愛媛の学会で研究発表をしたんですけど、その時に指摘や質問を沢山いただいて…。この学会をきっかけにさらに研究に打ち込むようになりました。」

 

村松さん「もう1つ。今私は実際にロダン館で、来館者に対して、アプリを利用するモニター協力の声掛けをしていて、はじめはただ“どうですかー?”って声掛けをしててなかなか協力してくださる方がいなかったんですよね。そこで自分なりに考えて、アプリの良いところ・お客様のメリットや、自分の研究のことを端的に伝えて協力を依頼するようにしたら協力してくださる方が増えて。こうやって相手のことを考えた話し方や伝え方も大事なんだなって学びました。11月は平日毎日ロダン館に通って、声掛けを行い、ノウハウを蓄積しまた!!!」

 

持田「アプリにもいろいろ工夫がなされてると聞いたんですけど、iPod touchにも工夫がされているって聞いたんですけどそのあたりの話を聞かせてほしいです!」

 

村松さん「はい!情報系の研究ってすごく難しいことを話していると思われがちなんです。実際コンピュータの言語を使ったプログラムを作ったりしていてなかなか実生活では想像できなかったりするんですけど、実はそればかりじゃなくて。私の所属する研究室では、ゼミ活動の一環として“歩きスマホ防止”の提案もしています。その1つとして例えばロダン館のガイドアプリが入っているiPod touchもスマホみたいに画面を見ながらガイドを受けるのではなくて耳に当ててガイドを聞くようにしたりだとか、ホームボタンに工夫をして歩きながらiPod touchを見ないようにしたり、ただ技術を提示するのではなく生活に対して提案もしたりしています。」

 

持田「最後に、村松さんが卒論を通じて学んだこと、現時点で学んでいることを教えてください!」

 

村松さん「はい。1つは卒論の中でも根気のいる作業が必要だということです。私はアプリの中で利用ガイドやアンケートなどのページ作成も行ったんですけど言葉や画像に気を使ったりして、ただ調べて分析するだけでなく丁寧に作業をするところもあるんだということを学びました。もう1つは、先ほども話した通り相手に対してどういう風に伝えたら自分の研究が伝わるのか、提案できるのかということを学んでいます。良い論文になるように最後まで頑張ります!」

 

持田「村松さん、ありがとうございました!」

 

 

村松さんが所属する渡邉研究室では計算機システムを使ったSNSでの行動分析や高速並列計算など情報処理やネットワークに関する研究がなされています。

このほかにも情報系の研究内容は多岐にわたるのでぜひ経営情報学部の“教員紹介”にてどのような研究がされているか調べていただくことをお勧めします☆

 

また、村松さんの研究である「ロダン館音声ガイドアプリ」のモニターについては“こちら

この機会にぜひいらしてください☆

 

次回は2016年1月1日更新予定です!

皆さん少し早いですが、良いお年を☆


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