Jump over the chasm!

海外の大学の先生の話を聞いてみよう

 

みなさん、こんにちは!経営情報学部3年の林田です。
だんだん暑くなってきましたね。みなさんも夏の始まりを感じていることと思います。

さて、今回のchallengeは、5月29日、30日に行われた経営情報学部公開講座「海外の大学の先生の話を聞いてみよう」について取り上げます。

経営情報学部公開講座というのは、学内外の誰でも聴講できる経営情報学部の講義です。29日はおよそ20名、そのうち2名の方が学外から来られていました。
今回の経営情報学部公開講座は、トロント大学名誉教授である西里静彦先生が静岡県立大学に来ていただき、ご登壇されました。詳しいプロフィールはこちらをご覧ください。

ここで紹介するのは、経営情報学部公開講座(前編)「留学を将来希望する貴方へ~北米在住53年の夢と思い出~」です。

*未知の世界・アメリカ
西里先生は1961年にアメリカ・ノースカロライナ大学に留学し、それから50年間海外で教員生活をされています。1961年・・・西里先生は坂本九の「上を向いて歩こう」がリリースされた時代だとおっしゃっていましたが、私たち学生にはあまりピンときませんよね。それくらい前の時代だったということです。

今でこそグローバル化が進んだことで英語力、英会話力の重要性を多くの人が感じ、また海外留学をする日本人も増えてきているものの、1961年という時代の日本人にとってアメリカという国は全く未知の世界だったはずです。

 

*英語学習へのアドバイス
アメリカでの生活でまず必要となるのが“英語”です。長年英語圏の大学で教員として働いていた西里先生も英語の生活にはとても苦労されたそうです。そんな西里先生が私たちに英語学習へのアドバイスをしてくださいました。その中でわたしがみなさんに紹介したいものが2つあります。

まず1つめはスラングを使わないこと。日本人がスラングを使っているのを聞くと、ネイティブスピーカーの方からすると少し変に感じるそうです。

2つめはNの音をしっかり発音すること。中学、高校などでは日本人の英語の発音でLとRの発音の違いについて教えられることが多いと思いますが、西里先生は、日本人はNの発音が弱いとおっしゃっていました。ヌと聞こえるくらいまで強く発音すると良いそうです。

これらは日本の英語教育ではあまり言われないことですので、ちょっと驚きですね!

 

*日本人らしさ
「日本人は時計によって生活が支配されている」と西里先生は“日本人にとっての時間の正確さ”について言及されていました。日本人の時間への考え方だけではなく、日本と他の国ではたくさんの考え方の違いがあります。

We can take you out of Japan, but we cannot take Japan out of you.
貴方を日本から連れ出すことはできるが、貴方から日本を連れ出すことはできない。

これは西里先生の好きなことわざだそうです。(講義資料より引用)
西里先生は日本人独特の“日本人的思考”が時々海外生活で邪魔になる、というお話もされました。

お湯が出ないと思い込んで冷たいシャワーを浴び続けていたことや、1つでも2つでも同じ値段だった目玉焼きをいつも1つだけ注文していたことを例に挙げ、「なぜそれを最初に聞かなかったのだろう?これらは相手に迷惑をかけないように自分で判断して事を解決しようという日本人的な思考だった」ということを言われていました。

海外で暮らすということの障害は言葉だけではありません。文化の違いがあるのは当然のことですが、海外生活の上では日本人の礼儀正しさが思わぬストレスを生んでしまうことがしばしばあるようです。

経営情報学部から世界にとびだそう!
静岡県立大学には5つの学部がありますが、その中には海外へ留学したいという学生が多く在籍する国際関係学部という学部があります。私は今回の公開講座を受ける前、経営情報学部の公開講座とは言っても静岡県立大学の国際関係学部の学生が多いのだろうと思っていました。

しかし、実際には経営情報学部の学生が参加者の半数を占めていました。そしてその中には将来的に海外留学をしようと思っている、海外留学をしていた、海外から日本への留学生である、という学生がたくさんいました。経営情報学部の中にも自身の将来設計に世界を視野に入れている学生が多くいますし、実際に現在海外に留学中という経営情報学部の学生が何人もいます。もしかしたら経営情報学部からグローバルなイメージを持つ方は少なかったかもしれませんが、実際はそうではありません。

今回の公開講座では西里先生の53年間という海外生活での貴重な経験を聞くことが出来たと共に、経営情報学部で学んだ知識や得た経験を世界で活かしたい!という夢を持った学生がたくさんいることを知ることが出来たとてもいい機会となりました。

西里先生、ありがとうございました。

さて、次回のchallengeは7月1日更新です。お楽しみに~(*^^*)


カテゴリ:イベント, 経情生の将来